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THE FAIRFIELD FOUR ほんの数年前まで「ゴスペル」という言葉を口にしても、ピンと来ない人がほとんどでした。しかしミュージカル「Mama, I want to sing」や映画「天使にラブソングを」の影響により、「ゴスペル」が日本中に認知されるようになりました。
 「ゴスペル」とは元々聖書の語るメッセージを指し示す『福音=良い知らせ』のことを言います。その聖書のメッセージにメロディーをつけたものを、ゴスペル ミュージックと言うわけです。ですから一口に「ゴスペル」と言っても、ロック ゴスペル、カントリー ゴスペル、ヒップホップ ゴスペルなどなど、実に様々なスタイルが存在しています。現在流行っているクワイア(聖歌隊)と言うのは、おもに1960年代半ばから起こったもので、ゴスペルの一つの形態に過ぎません。ですから音楽のジャンルの数だけ、ゴスペルのジャンルも存在することになります。実際、アメリカのグラミー賞のゴスペル部門には、様々なジャンルが存在しています。また、ゴスペル界のグラミー賞とも言われるドーヴ賞の授賞式だけでも、グラミー賞の授賞式に匹敵するボリュームがあるのです(ゴスペルに関する詳しい説明はこちらをご覧下さい)。

 さて「ゴスペル」がブームとなり、日本中に広まって行く中で、私共はこれをただのブームに終わらせず、何とかゴスペルの意味もしっかりと踏まえた上で、日本に定着させたいと考え始めました。そして、その様々なスタイルのゴスペルを、日本にも紹介しつつ、「ゴスペル」の世界の深さ、広さ、豊かさを皆さんに知っていただこうと考えました。
「ゴスペル企画ミニストリー」が立ち上がる1年前には、1950年代にアカペラマスターと言われた伝説のゴスペルアカペラグループ、The Fairfield Four を招き、東京、大阪、札幌でコンサートを行いました。ニュース ステーションにも生出演し、ゴスペラ―ズとの対談も交え、彼らの歌声が日本中に響き渡りました。
 そのツアーの大成功も足がかりにして、2000年4月に正式に「ゴスペル企画ミニストリー」を立ち上げるにいたりました。


 この年には、ゴスペルのワークショップを、大阪、札幌で行いました。また日本の音楽業界の中でR&Bゴスペルとして、高い評価を得たモントレル・ダレットを招き、小規模ながらライブを行いました。
 そして2001年には、また違ったゴスペルの世界をご紹介しようと、アフリカン・ゴスペルのLimit Xを招き全国10箇所のコンサートツアーを行いました。それにあわせて、彼らの日本版のCD「Malobongwe」もリリースいたしました。
 2003年にはCDレーベル「GPMレコーズ」を立ち上げ、日本人ゴスペルアーティストのキキによる4曲入りのデビューミニアルバム「GOD BLESS YOU」をモントレル・ダレットのプロデュースの元、リリースしました。

 また、2000年から毎年1〜3回程度、ゴスペルの実力者アーティストによるクワイア形式のゴスペルワークショップ(短期集中型ゴスペル講習会)も行っています。一般公募によって集められた受講者が数日間の練習を行い、最終日にはコンサート実施というスケジュールです。内容はゴスペルをただ歌うだけではなく、ゴスペルの意味や背景を知る事も大切にしており、ワークショップ時にはゴスペルの歴史、歌詞の意味をそのルーツとなる聖書からひも解きながら、ゴスペルを知的にも理解して頂く時間も持っています。
  今までワークショップ講師として招いたアーティストは、モントレル・ダレット、元オージェイズのメンバーのネイサン・ベスト、またミュージカル、モMama, I want to singモの元中心メンバーであったチャールズ・スチュアート、シャーリーン・ネルソン、アネット・エバンズ、リーアーン・デイビス、ドン・コーリー、またニュージャージーを拠点に活動するカールトン・ポープをリーダーにした6人ユニット、プロビナンス、またボーンアゲイン・チャーチで讃美リーダーを務めていたナション・フォンドレンなど等です。

 2005年4月17,18日に開催された、愛知万博「グローバル・ハーモニー・コンサート 〜世界の祈り〜」ではゴスペル部門のコーディネートを依頼され、アメリカ、ナッシュビルからボーンアゲイン・チャーチ・クワイア(2004年グラミーに賞ノミネート、同年ドーヴ賞受賞、2005年ステラー賞受賞)を招きました。

 最近では2006年の5月にドニー・マクラーキンを招いて、東京を会場としてゴスペルワークショップを開催。全国各地から400名を越える受講者が集められワークショップ受講者とドニー・マクラーキンのジョイントによるコンサートも行いました。

  今後も、様々なジャンルのゴスペルアーティストを、ライブコンサートやCDリリース、ゴスペルのワークショップなどによって、日本に紹介し続けていこうと考えています。

GPM代表:波多 康

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